2014/09/08 Category : other 読書の秋に。 ミステリーなら割と手当り次第に読むたちですが。最近読んだシリーズが北欧の女性作家のもの。イギリス、アメリカとはニュアンスが違うんですね。翻訳とは思うのですけれど、やはりヨーロッパなかほりがするんですね。男性作家との違いはもちろんですが、北欧独特の空気感、といいますか、文章の背景の色が、透き通ったペールトーンで、無彩色に近い感じ。展開はイギリスものに近い。大好きな「フロストシリーズ」をちょっと感じるところがいいのかも。北欧、行ったことありませんけれど。(行きたいですけれど)ムーミンとかIKEAで馴染みはあります。(IKEAはどっちかっていうとカラフルですね)少し落ち着いた文体で、どきどきハラハラ、というのはあまりないんですけれど、心理描写がちょっと日本人のそれに近い気がします。静かな水のなかで 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕ヴィヴェカ・ステン (著), 三谷武司 (翻訳)これが第一作。今読んでいるのは二作目の「夏の陽射しのなかで」。三冊めは「煌めく氷のなかで」。「〜のなかで」シリーズ。今のところ三冊刊行されています。最初の作品はドラマ化されたようです。ふむ、見てみたい。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword