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イッサーリスの髪の毛

はじめまして。とあるライブで彼がどういう存在の人かしらず生演奏を聴いて以来、イッサーリスにほれ込んでいるYamamomoです。リサイタル素晴しかったですよね。
とくに後半は圧巻でした。
ユダヤの哀歓を描いたブロッホの「ユダヤ人の生活」、イッサーリスが伝統あるユダヤ人の家系ということもあってか、存在の根源に迫るような切々とした演奏でしたね。スピヴァコフ・モスクワ・ヴィルトゥオーゾの伴奏でCDで聴いたことがありましたが、生演奏は、遠い沈黙のかなたに消えてゆく音が永遠の時間を感じさせ圧巻でした。
そしてマルティヌーもすごかった!これもCDで聴いたことがありましたが、やはり生の圧倒的迫力は物凄いものですね。この人はやはり生で聴くべき演奏家だと思います。
一般的クラシックファンにはチェロというとヨーヨー・マやマイスキーのほうがまだ知られていると思うのですが、イッサーリスは今世界で最高峰だと思います。これほどの音楽家を通好みで終らせていいのか?と思います。もっと色々な方に聴いてほしいですね。
ちなみに髪の毛は「ビートルズを聴いて育ったので、自分の中で『ロングヘアー=ハッピー』という図式が出来てしまっていて、ずっとこの髪型」とどこかのインタビューで語っていましたが、ロックスターのようなあの風貌と深い音楽性のマッチがまた味わい深いですよね。
髪の毛を弦と一緒に押さえているというのは私は気づきませんでしたが、むしろ特徴的だと思っていたのは、つどつど楽器から左手を離すこと。弦を押さえる必要のないときは、ときに音楽の流れにあわせ指揮をするかのように左手を大きく広げたりするあの奏法、ほかで見られないと思うのですが、いかがでしょうか。弦の押さえ方も非常にやすやすと行なっているようにみえるし、もちろん彼の卓越した技術あってのことでしょうが、ガット弦ならではの自由さもあるのかもしれませんね。
Re:イッサーリスの髪の毛
  • ひぐま
  • (2009/05/15 15:49)
こんにちは♪
イッサーリス、本当にすごかったです。
今思い出しても(e。e) …です。

実は前半は、ややピアノの音が大きくて…バランスが?だったのですが後半は圧巻でした。
全く聴いたことがなかったのですが(勉強不足)、わくわくしながら聴いてました。
髪型の由来、初めて知りました!そうですか、ハッピーにつながるんですね!
楽器から手を離す,というのはヨーヨー・マもやっていました。
手が疲れるのかな、と思っていました(笑)。
イッサーリスの生は初めてでしたが、とにかく音色が良くて、Yamamomoさんのおっしゃる通り
最高ですね!
また行きたいですv(*^-^*)

すごく人柄もいいんですよねぇ。サイン中もずっとニコニコされてました♡

「All best wishes」とサインしていただきました( *´艸`)。

行ってきました!イッサーリス!

神奈川県民ホールでありましたスティーブン・イッサーリスのチェロ・コンサートに行ってきました!わーい!

400人程度の小ホールでしたのですごく間近で聴くことができたのが(T▽T) うれしー…。
ガット弦の威力は「まろやかさ」ではないかしら?スチール弦のような派手さがないけれど十分響く音量で(小ホールだったから)、すごく好みの音でした!
今回は
「祝祭 2009~スティーヴン・イッサーリス チェロ・リサイタル」
 “2009 Celebration - Cello Recital”

ということで、イッサーリスが選んだ「アニバーサリー・ア・ラ・カルト」。
前半は
◆ベートーヴェン:
 ヘンデル(没後250年)の「ユダス=マカベウス」のテーマによる12の変奏曲 ト長調 WoO.45
◆R=シュトラウス(没後50年):ロマンツェ ヘ長調 AV.75 (ピアノ伴奏版)
◆メンデルスゾーン(生誕200年):チェロ・ソナタ第二番 ニ長調 Op.58
メンデルスゾーンとイッサーリス氏は遠い親戚なんだそうです。知らなかった。
ここで休憩。

後半は
◆ブロッホ(没後50年):ユダヤ人の生活より
◆マルティヌー(没後50年):チェロ・ソナタ第一番
マルティヌーは初めて聴きましたが、不協和音を「音程間違ってるじゃん」と思わせずに弾けるのがイッサーリスさま!私だったら弾きながら確実に間違った音と思う…。
しかも素晴らしく速い動きで、まるで指板の上をクモが這っているような(なんつー表現だ…)感じ。右手もボウが壊れちゃう!というくらいパワフル!

使用していたのはストラディバリウス・フォイアマン。
あの激しいパフォーマンスに耐えられるのかどきどきしましたが余計な心配でした…。
さすが稀代の名器!

ちょっと不思議に思ったのは、あの髪型。
1stポジションで(たぶん)左手で髪を巻き込んでいるような気がするのですが…。
弦を押さえるときに左手でぴしっと自分の髪の毛を一緒に押さえてしまって、
「うっ、いたっ」とか思うことないですか?(私だけ?)
ぜったい、押さえ込んでると思う…。ちょっと短くしたほうがいいんではないか?
(余計なお世話かも)

アンコールの曲は一曲でしたがとてもすてきな曲でした。
演奏前に通訳付で説明してくれて、
「アニバーサリー(今回のテーマ)するもうひとりの人の曲、今から350年前のパーセル作曲『土の中に横たわる』(だったかな?)。これを弾くのは9歳のとき以来」
ということでしたが、本当に綺麗な曲でした。

終了後、購入した本にサインをもらって大満足!
ルンルンで帰ってきました!
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イッサーリスの髪の毛

はじめまして。とあるライブで彼がどういう存在の人かしらず生演奏を聴いて以来、イッサーリスにほれ込んでいるYamamomoです。リサイタル素晴しかったですよね。
とくに後半は圧巻でした。
ユダヤの哀歓を描いたブロッホの「ユダヤ人の生活」、イッサーリスが伝統あるユダヤ人の家系ということもあってか、存在の根源に迫るような切々とした演奏でしたね。スピヴァコフ・モスクワ・ヴィルトゥオーゾの伴奏でCDで聴いたことがありましたが、生演奏は、遠い沈黙のかなたに消えてゆく音が永遠の時間を感じさせ圧巻でした。
そしてマルティヌーもすごかった!これもCDで聴いたことがありましたが、やはり生の圧倒的迫力は物凄いものですね。この人はやはり生で聴くべき演奏家だと思います。
一般的クラシックファンにはチェロというとヨーヨー・マやマイスキーのほうがまだ知られていると思うのですが、イッサーリスは今世界で最高峰だと思います。これほどの音楽家を通好みで終らせていいのか?と思います。もっと色々な方に聴いてほしいですね。
ちなみに髪の毛は「ビートルズを聴いて育ったので、自分の中で『ロングヘアー=ハッピー』という図式が出来てしまっていて、ずっとこの髪型」とどこかのインタビューで語っていましたが、ロックスターのようなあの風貌と深い音楽性のマッチがまた味わい深いですよね。
髪の毛を弦と一緒に押さえているというのは私は気づきませんでしたが、むしろ特徴的だと思っていたのは、つどつど楽器から左手を離すこと。弦を押さえる必要のないときは、ときに音楽の流れにあわせ指揮をするかのように左手を大きく広げたりするあの奏法、ほかで見られないと思うのですが、いかがでしょうか。弦の押さえ方も非常にやすやすと行なっているようにみえるし、もちろん彼の卓越した技術あってのことでしょうが、ガット弦ならではの自由さもあるのかもしれませんね。
Re:イッサーリスの髪の毛
  • ひぐま
  • (2009/05/15 15:49)
こんにちは♪
イッサーリス、本当にすごかったです。
今思い出しても(e。e) …です。

実は前半は、ややピアノの音が大きくて…バランスが?だったのですが後半は圧巻でした。
全く聴いたことがなかったのですが(勉強不足)、わくわくしながら聴いてました。
髪型の由来、初めて知りました!そうですか、ハッピーにつながるんですね!
楽器から手を離す,というのはヨーヨー・マもやっていました。
手が疲れるのかな、と思っていました(笑)。
イッサーリスの生は初めてでしたが、とにかく音色が良くて、Yamamomoさんのおっしゃる通り
最高ですね!
また行きたいですv(*^-^*)

すごく人柄もいいんですよねぇ。サイン中もずっとニコニコされてました♡

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