2009/10/12 Category : cello 弦上の音の位置を知ること 先だって偶然にもお二人から同じ質問がありまして、ちょっと考えてみました。「隣の弦の音がわからない」ということなんですが。チェロは弦が4本あります。高い音を出す弦は演奏者側から見て一番左のA線(開放弦で高いラの音)。その右隣がD線(高いレ)。更にその右隣がG線(ソの音)で、一番右側にあるのがC線(低いド)です。そして、それぞれの弦を同じ第1ポジションで弾いていくとA線はシ・ド・ド#・レD線はミ・ファ・ファ#・ソG線はラ・シ♭・シ・ドC線はレ・レ#・ミ・ファになります。上の、縦の線で見た「シ・ミ・ラ・レ」は同じ1ポジションの形での人差し指の音です。隣の弦に移動した時にこういう風に変わります。(皆様よくご存知ですよね)これがどのポジションでも弦が変わっても、どの指がどの音か瞬時にわかるようになればどんな楽譜でも怖くなーい(?)はず!だいたい、違う弦で同じ音を出すことが出来るっていうのがピアノと違って大変なところ。さて、どうやって覚えているのかしら?と考えました。(それまで気にもしてなかった…(^_^; )自分はベースとして1ポジの1の指の音・4の指の音、4ポジの1の指の音・4の指の音を覚えて確実に押さえられるように考えていますが(取れなかったりするけど)、もっとハイポジぃな場合はフラジオでとる音を基準にしています。覚えた音の半音高いか、低い音が隣の音な訳で、順に音階を上ったり下ったりして音が割り出せます。駒に近づけば近づくほど、指の間隔は狭まりますので、ピアノのように同一間隔ではないところが、ややこしい。弦の上にピアノの鍵盤がずらっと並んでいるような感覚で覚えているんですけれども、幅が変わるのでぇ、高くなればなるほどずれます。(爆)このズレをなんとか体で覚え込まねば、先に進めません。(私ってば進んでないのね…)こっちのドでとった方が楽、とか、こんな音程は指が10本ないと取れませんがな、とか、開放弦は使わないようにしようよというカルテットの弾き方とか、そういったところから半ば強制的にポジションと音に慣れていくのでした…。強制的に、というのが引っかかりますが(笑)弾いていくうちにここはこの音だと、覚えてしまうようです。神経衰弱みたいにぐしゃぐしゃにされたらわからないけど。(移動しないから!)でも微妙に変な指使いをしていたりする…ので、不安な部分は先生に確認していただこうとおもいます。そして右手も大事。ベト7の第一楽章のボウイングが決まりました。(やたっ)コンミスとセカンドトップが4時間以上かけて考えてくださったそうです。ホントに有り難いことです。ふがいないチェロですんません…。(今日は第一楽章の要練習部分を頑張りましたので許してください)今週末には指揮者先生が!う、チェロアンも練習だ!お、カルテットも練習だ!明日明後日は仕事三昧なのにぃ…。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword